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ベルリン・ドイツ交響楽団の首席指揮者兼芸術監督に9月に就任する山田和樹さん(47)が20日、首都ベルリンで市民参加型のコンサート「シンフォニック・モブ」を指揮した。応募したアマチュアの演奏家らが同交響楽団と公共の場で共演する催しで、主催者によると参加者は計約900人に上るとみられる。
会場は建物に囲まれた広場を覆うテント型の高い屋根が特徴の旧ソニーセンターで、大勢が奏でるモーツァルトやブラームスの名曲がダイナミックに響き、通りかかった市民や観光客も聞き入った。
指揮を終えた山田さんは「大人数でも皆が一つになる瞬間があった。音楽の力、人が集まった時の力はすごいなと思った」と話した。
トロンボーンを演奏したベルリンのジャーナリスト、ヘルムート・クレーヘさん(60)は「山田さんは一緒に演奏するのも、見ているのも楽しく、好感が持てた」と振り返った。「音が反響する会場だったため、テンポがずれないよう拍子を数え、必死で山田さんを見て演奏した」と語った。
(共同)